【標茶】温泉旅館 味幸園(宿泊)
看板にある川魚、鰻などは お膳にあがりませんでした? (JAEKさん撮影のもの) 大浴槽(適温) 小浴槽(高温) 湯の感じ |
標茶町郊外にある温泉旅館。 牧場と原野と湿原地帯のどまんなかに、わずかばかりの集落があり、その一角で旅館として営業しているのです。 ・施設 全く観光色のない、そんな場所で、よくぞ旅館業が成り立つものだ(感嘆符)と疑問を持つのですが、夜になると、標茶町内はおろか、遠く釧路市内からも車を飛ばして、ひっきりなしに入浴客が訪れます。 なんとも不思議。 理由は、ココの温泉の泉質のせいでしょう。なにせ館内に「道東一の泉質」と張り紙をして豪語するくらいの宿自慢の湯ですから。聞くところによると、アトピーや神経痛、などいろいろ特効があるみたいで。 施設そのものは、平屋建のなんの変哲もない旅館。ボロではありませんが、豪華さとは無縁です。 ・料理 えぞ鹿鍋 ジンギスカン鍋 朝ご飯 一泊8000円弱。大広間でいただく料理に不満なし。 ・お湯など 典型的モール泉。宿のある辺りは、モール泉だらけの地域ですから、『どうだモール泉だい!』と言うだけではとくに珍しいというわけでもなし。 アルカリ性単純泉(アルカリ性低張性高温泉) 源泉名 標茶温泉(温泉旅館味幸園) 46.6℃ PH9.0 毎分470L(自噴) 成分のほとんどはNaClとHCO3。 内湯のみ。浴室には大小の湯船あり。 紅茶色透明。フミン質の浮遊物あり。泡付きなし。強つるつる感有り。弱い硫化水素臭+肌に弱いアブラ臭がつく。 かけながし。循環無し。塩素消毒無し。 あまり成分の濃い感じのお湯ではないです。湯船に比して源泉投入量が多く、湯の新鮮さは充分にあります。特に、小さい方の湯船はかなり高温ですが、大量のかけ流しで気持ちよく入浴できました。 浴後は肌がしっとりします。なるほど、アトピー症に効き目があると噂されているのがうなずけるしっとり感。 ・感想 湯よし、飯よし。ただ、お部屋のTVが今どき有料なのは勘弁してよ。病院じゃあるまいしさ。 (H18.7.16) |
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